「福岡天神医療リハビリ専門学校」を訪ね、柔道整復師学科で長らく指導にあたられている副学科長の小川勝先生に業界の現在の実状を含めお話をお伺いしました。

「現在の整骨院業界が若干負のスパイラルに入っている感じがします」「整骨院の現場が慢性的な人手不足のように感じます」「提供する営業内容がコンビニ化しているように見受けられます」
コンビニ化というのはどこに行っても提供する施術内容が同じということ。
それは業務のマニュアル化が進んだためという事情もそれの一因であるようです。
また、マニュアル化によりマニュアル以上のことができくなってしまい、特に、現場の経験の浅い方々そこにデメリットを感じるようです。
先日、健保連の理事が「現在、受領委任払いで運用されている柔整療養費について、保険者の裁量で償還払いに変更することを容認していく姿勢を明らかにした。」との記事を目にしました。
これもあまり明るい話題ではないですね。
そういった現状を踏まえて「これからは一層患者さんに寄り添いながら一人一人にあった施術を提供し、効果を実感していただけるよう、エビデンスを持った施術とサービスを提供していくことがますます大切になります。
前述したコンビニ化したやり方ではなかなか生き残るのが難しくなっていくのではないでしょうか?」と、話します。
続けて「これからは、この整骨院だからこそ、またこの先生だからこそ、施術してもらいたいと患者様に感じて頂けるような施術の提供が今まで以上に必要になってくるでしょう。」
だからこそ、これから就活をする人にとっては逆にチャンスがあると先生は考えています。

これから就活していく人に対しては「とにかく就職後も学術、技術の研鑽に励むことが肝要。働き先選びにあたっては、将来どういう自分になりたいかというヴィジョンを持って、それを実現可能な場所を選んでほしい。」また「自分の判断で患者様に必要と考えられる施術を行えるのが柔道整復師という国家資格の特長です。
自分を知り、自分しか提供出来ないものは何かを常に意識してください。
時代のニーズは変化します。今は非常識なことも将来は常識になり得るかも知れません。そういう意味で常識外れに思えることでも、追及していく大胆さも忘れないでください。」と、話してくれました。
また学術、技術だけでなく、患者様へのホスピタリティー含め、どうしたら患者様に需要していただけるという視点を持つことも大事な要素だと話します。「とにかく就職後も将来を見据えて更に研鑽を積んでいってほしい。」と、先生は力を込めて話してくれました。
何が自分に必要かの問いを持ち続け、そして現場に出て働き始めた後も勉強会、セミナー等にどんどん参加してほしいということです。天神医療リハビリ専門学校リハビリ専門学校では今後も卒後臨床としてセミナーを計画しております。















